日本100名城 042番 掛川城(雲霧城、辰多山城、松尾城)
静岡県掛川市


日本100名城 042番
掛川城(雲霧城、辰多山城、松尾城)
重要文化財1件
天守 1994年(平成6年)に再建

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(歴史)

掛川城はもともと古城と呼ばれ、戦国時代に駿河守護の今川氏親が重臣の朝比奈泰煕に命じて築城させたと伝えられている。
 天正18年(1590年)に、山内一豊が入り、三重天守を建て城下町全体を堀で囲むなど、近世城郭へと大改築した。
 明治の廃城令により二の丸御殿(1861年再建で重要文化財)太鼓門以外の大半の建物は撤去されたが、近年に入り、平成6年には天守が再建されるなど、復元をすすめている。


(100名城訪問日記)

昭和には数多くのコンクリート復興天守が築かれたが、それは平成に入ると下火になり、木造漆喰の従来工法による再建が見直されてきている。  その点では五重塔や三重塔などの仏塔と同じような流れではないだろうか。
 掛川城もこの流れにのり、その建設費の大半を市民の寄付により、本格木造従来工法により建造されたとても立派な天守である。
 もともとの天守の姿を忠実に記した古い絵図があるのだが、外観はその絵図の天守よりも、 どちらかといえば、山内一豊が掛川城の天守と同様の姿に建てさせたとされる高知城の天守を模したデザインのようだ。


初回訪問日&撮影日 2011年11月25日

(※百名城スタンプ設置場所)
掛川城御殿入口

二の丸御殿(重要文化財)入り口

二の丸御殿内部

二の丸御殿から見上げた再建天守

二の丸御殿(重要文化財)




天守からはうっすらと富士山が見える。

天守から見下げた二の丸御殿(重要文化財)

もとは掛川城にあったものを移築した油山寺山門(重要文化財)
交通アクセス

JR東海道本線、東海道新幹線「掛川」駅から徒歩約7分

駐車場 周辺に有料駐車場が数か所あり

100名城巡りドライブ難易度 (★)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

おすすめアクセス方法
どの交通手段でも問題ない。
住所
静岡県掛川市掛川1138−24

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