国宝 賀茂御祖神社 東本殿・西本殿 (京都市左京区)



国宝東本殿・西本殿は、柵の奥にある。



撮影禁止のため特別公開看板の写真である。


賀茂御祖神社
東本殿・西本殿
国宝
文久03年(1863)

国宝建造物データ一覧に戻る

HOMEに戻る

(歴史)

賀茂御祖神社(下鴨神社)は、京都最古の杜の一つとされ、賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社である。  社伝では、神武天皇の御代に御蔭山に祭神が降臨したというが、崇神天皇7年に神社の瑞垣の修造の記録があるため、この頃の創建とする説もある。  また、天平の頃に上賀茂神社から分置されたともされる。
 国宝、東西2棟からなる東本殿・西本殿は、文久3年(1863)に造り替えされたもので、「流れ造り」を特徴とする。  左に賀茂建角身命、右に玉依媛命を祀る。 その他の社殿は、寛永5年(1628)の建立。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この日は「春季京都非公開文化財特別公開」の日で、ここ下鴨神社では、 通常は柵の外からしか拝観することができない国宝建造物、東本殿・西本殿を、間近で拝観することができた。
 ただし、例によって撮影は禁止。
 特別公開を機会に一日で、大徳寺方丈及び玄関と、大徳寺唐門、 大仙院本堂と、ここ下鴨神社の本殿という、4件の国宝建造物を拝観することができたのだが、 それらすべてが撮影を禁止されており、最終的に、その中でまともに撮影できた建物はゼロだった。
 だから正直、多少ストレスの溜まる国宝巡りだったといえるが、それらすべてをじっくり拝観することができたので、 満足である。


初回訪問日&撮影日 2015年04月29日

(※国宝建造物撮影ポイント)
普段は非公開だが、稀に特別公開される。 しかしその際も撮影は禁止されている。




アクセス
京阪電鉄 「出町柳」駅下車 徒歩約10分

駐車場 有

国宝建造物巡礼ドライブ難易度(★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

国宝巡礼おすすめアクセス方法
電車もしくは、市バスの利用がおすすめ。


国宝建造物データ一覧へ戻る

HOMEに戻る
地図上10番