国宝 興福寺北円堂 (奈良市)


興福寺
北円堂
国宝
1210年(承元04年)

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(歴史)

興福寺は、天智天皇8年(669年)に、藤原鎌足の病気平癒を願い妻の鏡女王が建てた山階寺が始まりであるという。
 南都六宗の一つ、法相宗の大本山の寺院である。 南都七大寺の一つに数えられ、藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であった。 古代から中世にかけて強大な勢力を誇り、実質的には大和国を支配していたほどである。 「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産にも登録されている。
 この北円堂はもともとは、藤原不比等の一周忌にあたる養老5年(721年)に元明太上天皇と元上天皇が建てたといわれているが、 1180年に被災後、承元4年(1210年)頃に再建された。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

観光客が多い興福寺であるが、この北円堂がある場所は人影もまばらだった。
 この日は工事用の柵がしてあり、 近くまで行くことができなかったのだが、近くで草を食べている鹿は、一体どこから入ったのだろう?


初回訪問日&撮影日 2012年02月25日

(※国宝建造物撮影ポイント)

この写真の撮影日は周囲に工事用の柵がしてあったが、カメラを上げて上から撮ったら問題なかった。
工事期間が終了すれば、どこからでも自由に撮影できるはずである。


三重塔(国宝)

五重塔(国宝)

東金堂(国宝)

北円堂(国宝)
アクセス
近鉄奈良線近鉄奈良駅下車徒歩7分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
自動車でも電車でも問題ない

住所
奈良市登大路町48番地


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