光徳院五重塔

光徳院は元々、麹町に創建されたと伝わが、江戸城構築に際し、市谷田町に、さらに牛込柳町に移転したという。 現在地に移ってきたのは明治43年(1910)のことである。
 平成7年に建立された五重塔は、江戸以前築の屋外木造五重塔で 最も小さい室生寺五重塔よりも小さいが、木像瓦葺きの本格的造りのものである。


(仏塔訪問日記)

平成7年建立と、比較的新しい五重塔だが、本格木造のかなり立派な造りの塔である。 全国の仏塔愛好家が、五重塔を観るのに光源院へ訪れるというのも、うなずける話だ。
 写真で見ると大きく見えるが、五重塔実物を見ると、思っていた以上に小さかったと、訪れた人誰もが思うようである。

同じ東京の浅草寺の五重塔のように超巨大なものも迫力があっていいと思うが、光徳院の五重塔のように小さくて 緻密に造られた五重塔もいいものである。


初回訪問&撮影日 2011年06月30日


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交通アクセス

西武池袋線「新井薬師駅」より徒歩9分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所
〒1164-0002 東京都中野区上高田5-18-3

おすすめアクセス方法

駅からの徒歩がおすすめである。