明王院 多宝塔 Myooin Temple

明王院は、伝教大師最澄が入唐する際に、この地に立ち寄って開いたといわれる。
 多宝塔は昭和63年の建立。屋根は銅版葺きである。


(仏塔訪問日記)

この日は新幹線「新倉敷駅」からレンタカーを借りて、笠岡市の体育館へ向かい、スポーツ観戦をした後に この寺院に立ち寄った。
 当初の予定では、この明王院を合わせて4か所の仏塔寺院を巡る予定にしていたのだが、 スポーツ観戦に熱中しすぎて、最初のこの寺院に来たときは既に、夕方の5時をまわっていた。

到着すると、思っていた以上に大寺院で、広い境内に庭園や本堂、多宝塔などがバランスよく配置 されている印象だった。
 多宝塔は比較的新しいものだが、奇をてらった部分が無く、庭園の背後の高台に聳えるその姿は なかなかの絶景である。
 特に友人が撮った写真は、ジグゾーパズルにしても遜色がないほどのものだったみたいだが、 ここで発表できなくて残念である。
 他の昭和以降に建てられた多宝塔で、文化財指定の多宝塔に負けない絶景のものといえば、大阪の 勝尾寺多宝塔などがあるのではないだろうか。

この寺に来た時間が遅かったせいか、境内には私と友人の二人のみ。 そのうち雨も激しくなってきて、二つ目以降の寺院参拝は不可能になったので、そのまま新倉敷駅に向かい、 ファミレスで食事後、新幹線で帰宅の途についた。


初回訪問&撮影日 2011年07月01日



庭園から見える多宝塔





本堂




交通アクセス

JR鴨方駅より徒歩約12分

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所
岡山県浅口市鴨方町六条院中4571
おすすめアクセス方法
少しだけ狭い道があるが、自動車で行くと楽である。