国宝 南禅寺方丈 (京都市左京区)


南禅寺(臨済宗大本山)
方丈
国宝
桃山時代

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(歴史)

南禅寺は、瑞龍山太平興国南禅禅寺を正式名称とする。文永元年(1264年)亀山天皇は離宮禅林寺殿を営むが、正応4年(1291年) には離宮を施捨して禅寺とした。 開山は大明国師、開基はその後法皇となった亀山法皇、南禅寺と改めた二世南院国師が 諸堂伽藍を完成させた。
 大方丈は、方丈庭園前庭に面したこけら葺の建物で天正年間に豊臣秀吉が建造寄進した御所の清涼殿を慶長16年(1611年) 後陽成天皇より拝領移建したものである。 小方丈は清涼殿に接続された後方の建物であり、大方丈と小方丈を合わせた方丈として 国宝に指定されている。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

南禅寺は広い境内に巨大な三門や水路閣など見所が多数あり、平日にもかかわらず多数の観光客がいた。
 その中で方丈は国宝に指定されており、方丈から眺める方丈庭園はなかなかの美しさである。
 この手の方丈や書院系の建物は撮影禁止のケースが多いが、南禅寺の方丈は、部屋内部の襖絵など以外、建物外観などは撮影自由である。


初回訪問日&撮影日 2012年06月07日

(※国宝建造物撮影ポイント)
建物外観や庭園は自由に撮影可能だが、室内の襖絵などは撮影禁止である。

勅使門(重要文化財)

三門(重要文化財)

三門(重要文化財)

法堂

方丈(国宝)

方丈庭園

小方丈内部

六道庭

小方丈(国宝)

水路閣
アクセス
京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩10分

駐車場 有

国宝建造物巡りドライブ難易度 (★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

国宝建造物巡りおすすめアクセス方法

地下鉄蹴上駅からの徒歩が行きやすい。

住所
〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町


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