国宝 龍光院書院 (京都市北区)





非公開のため、パンフレットに掲載された国宝・書院の写真と、兜門(重要文化財)の写真である。


龍光院(臨済宗)
書院
国宝
江戸時代前期

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(歴史)

龍光院は、筑前福岡の城主黒田長政が父如水の追善のため慶長11年に、春屋和尚を開山として創建した。
 創建当時は現存の建造物に加え、方丈、大庫裏、鐘楼等があったが、明治の廃仏毀釈によりほとんどが取り壊される。
 国宝・書院は、江戸時代前期に建てられた寄棟造り・こけら葺の建物。北西隅に位置する四畳半台目茶室「密庵席(みったんせき)」は書院風茶室の代表例で、遠州作と伝えられる。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

「春季京都非公開文化財特別公開」で、大徳寺内の多くの塔頭がその非公開寺宝を特別公開している中、 この龍光院だけは一切そういったことをせず、固く門を閉ざしていた。
 過去にも一切内部を公開したことがなく、観光目的の拝観は一度も受け付けたことがないようだ。
 閉鎖的な寺院が多い京都の中でもとりわけ、閉鎖的な大徳寺とその塔頭。 しかしその中でも龍光院はずば抜けている。
 国宝・龍光院書院は、間違いなく、日本一拝観が難しい(というより、不可能な)国宝建造物といえるだろう。
 今後も見ることは一生無いだろうから、内部を一切拝観していないにもかかわらず、兜門とパンフレットの写真を紹介させてもらった。


初回訪問日&撮影日 2015年04月29日

(※国宝建造物撮影ポイント)
非公開


アクセス
JR京都駅より京都市バス・大徳寺前(約30分)下車、徒歩(寺内は非公開)

駐車場 無

国宝建造物巡礼ドライブ難易度(―)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

国宝巡礼おすすめアクセス方法
寺院内非公開


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