摠見寺三重塔

摠見寺　三重塔重要文化財（1454年　室町時代） 19.7m ＨＯＭＥに戻る重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る	摠見寺三重塔　（Sokenji Temple）天正7年（1571年）、織田信長は、琵琶湖のほとりに位置する安土の山に、巨大な天守閣を中心にした雄大な城塞『安土城』を造った。この時に山の一角に菩提寺として、剛下禅師を開山として建てられたのが摠見寺である。　寺は安土城が戦火で焼失した後、安政元年大火にあい、三重塔と二王門以外は焼けてしまった。（仏塔訪問日記）特別史跡『安土城跡』の敷地内にある摠見寺跡南側に、築城当時のままに残る貴重な三重塔が建っている。　実はこの三重塔の歴史は、安土城そのものよりも更に古く、もともと甲賀の長寿寺から移築されたという。この場所へわざわざ観光に来る人といえば、お城マニアであるか、あるいは戦国時代マニアの人がほとんどであろう。三重塔目当てで来る仏塔マニアの人は、かなり少ないと思える・・・いや、そもそも、そんな仏塔マニアを自負する人物自体、私は今まで出会ったことがない。はたしてどれだけいるのだろうか。ルイス・フロイスに『ヨーロッパにもあると思えない壮大さ』と言わしめた、古の名城『安土城』の天主跡は、そんな仏塔好きな私が見ても、様々な想像に浸ることが出来る興味深いものだった。余談だが史跡をゆっくり見て回るには、ざっと二時間くらいかかる。しかも山中にはトイレが一切無いので、歴史に興味が無い彼女（または彼氏）を、デートで連れてきたら、間違いなく足手まといになるであろう。初回訪問＆撮影日　2010年5月15日重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る
	二王門（重要文化財）	三重塔（重要文化財）
より大きな地図で日本国宝＆重文指定仏塔マップを表示	交通アクセス JR東海道本線（JR琵琶湖線）安土駅から徒歩30分駅前にレンタサイクルあり駐車場有仏塔巡礼ドライブ難易度　非常に易しい（★） ★１つ→非常に易しい ★２つ→易しい ★３つ→ふつう ★４つ→難しい ★５つ→非常に難しい住所滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6367	おすすめアクセス方法広々とした安土城跡有料駐車場があり、ドライブコースも広々した直線道路を通って行けるので、自動車がおすすめである。重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る