日本100名城 007番 多賀城(―) 宮城県多賀城市




日本100名城 007番
多賀城(―)
国指定特別史跡
写真上は多賀城跡政庁復元模型。背後に多賀城正殿跡がある。
写真下は多賀城正殿跡
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(歴史)

多賀城は奈良・平安時代の陸奥国府であり、奈良時代には鎮守府も併せ置かれた城柵である。  いわば、東北地方の政治・軍事・外交の中心だった。 城跡に建つ多賀城碑には、神亀元年(724)に創建され、 天平宝字6年(762)に修造されたことが刻まれている。
 古代都市多賀城の詳細は不明な点が多く、大規模な発掘調査が現在も続いている。


(100名城訪問日記)

ここへは、輪王寺参拝後、レンタカーを走らせて来た。
 多賀城跡到着時の時刻は14時50分。 この後に この日最後の目的地、松島瑞巌寺の観光を控えていたため、それほど長居はできなかったが、 なかなか興味を引かれる場所だった。
 城の知識がほとんど無い私にとって、なぜここが100名城に選ばれたのか 分からないが、『日本三代実録』には貞観11年(869)に発生した陸奥国大地震の記事で、この地を「城下」として記載した記述があるという。
 何にせよ、平城京や平安京から遠く離れたこの場所に、これだけ規模の大きな古代都市が営まれていたことは驚きの 一言だった。

ところで100名城スタンプを集めている人は、スタンプ設置場所は城跡から遠いので注意が必要である。
 私たちはスタンプ設置場所である多賀城市埋蔵文化財調査センターへ立ち寄った後、 この日最後の目的地、瑞巌寺(松島)へ向かった。


初回訪問日&撮影日 2012年11月07日

(※百名城スタンプ設置場所)
多賀城市埋蔵文化財調査センター展示室(多賀城市中央2−27−1)

政庁東殿跡

政庁南門跡

正殿跡は発掘調査および復旧工事中だった。

多賀城市埋蔵文化財調査センター
(100名城スタンプ設置場所)
交通アクセス

JR東北本線「国府多賀城」駅から徒歩15分

駐車場 有

100名城巡りドライブ難易度 (★★)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

おすすめアクセス方法
現地からスタンプ設置場所まで遠いので、自動車によるアクセスがおすすめである。

住所
宮城県多賀城市市川字城前ほか

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