国宝 唐招提寺鼓楼 (奈良県奈良市)


唐招提寺(律宗総本山)
鼓楼
国宝
1240年(仁治元年)

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(歴史)

『続日本紀』等によれば、唐僧・鑑真は、天平宝字3年(759年)8月、 新田部親王の旧宅跡を朝廷から譲り受け、戒律の専修道場を創建した。これが現在の律宗総本山唐招提寺のはじまりである。
 鼓楼は、小規模な重層の建物である。 本来は「経楼」と呼ばれていたが、鎌倉時代の1240年(仁治元年)に再建されたのち 「鼓楼」と呼ばれるようになった。 鑑真が中国(唐)から請来した仏舎利を安置しているため、舎利殿とも呼ばれている。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

鼓楼は、唐招提寺内における5棟の国宝建造物の中では唯一再建のものだが、それでも鎌倉時代再建と、十分古くて貴重である。
 この建造物の役割はよく分からないが、鑑真が請来した仏舎利を安置しているということなので、仏塔と同じ役割だったのだろうか。


初回訪問日&撮影日 2012年02月01日

(※国宝建造物撮影ポイント)
 正面をはじめ、色々な角度から自由に撮影可能
アクセス
近畿日本鉄道橿原線「西ノ京」駅下車徒歩8分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に易しい(★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
どの交通手段でも問題ない

奈良市五条町13-46


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