国宝 宇太水分神社 本殿 奈良県宇陀市宇太水分神社 本殿 国宝 1320年(元応02年) HOMEに戻る |
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(歴史)宇太水分神社は、崇神天皇七年二月の勅祭の大社で、水の配分の守護神として大和の四周東西南北に祀られた東に
当たる神社である。
実験的企画 国宝建築評価チャート図国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化(※)評価基準 ○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。 ○美しさ 見た目の美しさを点数化。 ○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。 ○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。 以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。 (国宝建造物訪問日記)宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)は、狭い町中にたたずむ、小さな神社である。
ところで、大変個人的なことだが、この度、私が15年間も親しんできた愛車(平成10年式フォレスター)を買い換えることになり、この宇太水分神社への国宝巡りは、
その愛車での最後のドライブとなった。
格式高いここ宇太水分神社でひとり、感謝の心で祈るとともに、最後の別れを告げた・・・。 初回訪問日&撮影日 2013年06月06日
(※国宝建造物撮影ポイント)外観は自由に撮影可能 |
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@一の鳥居 もともとの一の鳥居は、現在の位置より南西にあったが、永和15年(1517)の大水で流されたという。 現在のものは昭和59年(1984)に再建されたものである。 |
A二の鳥居 木造の両部鳥居 |
B拝殿 昭和48(1973)年の建造。 当初はこの場所に神楽殿があったが、昭和47(1972)年の台風の際、倒木の下敷きになって倒壊したという。 |
C夫婦杉 根元が一つになった杉であるため、夫婦杉と呼ばれて夫婦和合の守り神として親しまれているという。 こういった夫婦杉と呼ばれる杉は、各地の古い神社や寺院でよく見かけるのだが、そういった場所で偶然生えてくるのだろうか? |
D夫婦杉と本殿 |
E宇太水分神社本殿(第一殿・第二殿・第三殿)と、春日神社本殿、宗像神社本殿 宇太水分神社本殿は国宝指定、春日神社本殿と宗像神社本殿は重要文化財指定である。 |
F境内社春日神社本殿(重要文化財) 春日神社本殿は、もともとこの地が春日大社の荘園だった関係で、春日大社から勧請され、祀られたものである。 その建築様式は、宇太水分神社の本殿と同じく一間社隅木入春日造で檜皮葺。 その建造時期も室町時代の中期頃と、やや時代が下る。 祭神は、春日大社本社本殿第二殿と同じ、天児屋根命である。 |
G境内社宗像神社社殿(重要文化財) 宗像神社本殿は、室町時代末期の建造であり、一間社流造の檜皮葺である。 どういう経緯でこの地に祀られたかは不明である。 |
H本殿(第一殿・第二殿・第三殿)(国宝) 向かって右から第一殿、第二殿、第三殿である。 順番に、天水分神、速秋津彦命、国水分神が祀られている。 |
I本殿(第一殿・第二殿・第三殿)(国宝) 三棟は等間隔で横一線上に並んでおり、「みくまり造り」と称され連結社殿の原初形式を示すものであるという。 |
J金刀毘羅神社 金刀毘羅神社は、この近隣の古市場地区の氏神様だという。 |
Kフォレスター 平成10年(1998)式 (宇陀水分神社にて)
ネットもまだそれほど普及してない頃に、初めて自分の稼いだ金で買い、現在まで乗り潰してきた。
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L愛媛県四国中央市 興願寺にて 2012年2月11日 |
M広島県尾道市 向上寺にて 2010年08月16日 |
N岐阜県関市 日龍峰寺にて 2012年11月25日 |
O岐阜県伊那市 岩村城歴史資料館にて 2012年11月20日 |
アクセス
近畿鉄道大阪線榛原駅から奈良交通バス古市場水分神社前で下車徒歩5分
駐車場 有 仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい おすすめアクセス方法 自動車によるアクセスがおすすめ 住所 〒633-2226 奈良県宇陀市菟田野区古市場244-3 |
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