（歴史）

宇治上神社の創建年代など、起源ははっきりしていない。菟道稚郎子（うじのわきいらつこ）、応神天皇、仁徳天皇を祀る。
　本殿は1060年頃のものとされ、現存最古の神社建築であり、1052年創建の平等院の鎮守社としての関連性が考えられている。
　拝殿は鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されており、宇治離宮を移築したものといわれ、寝殿造の趣きを伝えている。

実験的企画　国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

（※）評価基準

○歴史　建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
　飛鳥時代以前（２０点）、奈良時代（１９点）、平安時代（１８点）、 鎌倉時代（１７点）、南北朝時代（１６点）、室町時代（１５点）、戦国時代（１４点）、安土桃山時代（１３点）、江戸時代前期（１２点）、 江戸時代後期（１０点）、明治時代（８点）、大正時代（６点）、昭和時代前期（５点）、昭和時代後期（３点）、 平成時代以降（１点）

○迫力　建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ　見た目の美しさを点数化。

○希少性　その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度　管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。

（国宝建造物訪問日記）

ここに参拝した当時は、国宝建造物の写真を撮りに行くという感覚は無かった。 　どちらかというと、醍醐寺から平等院へ行った後に、日本最古の建造物がある 神社であるこの宇治上神社に、ただ参拝しようというそれだけの感覚だったので、この拝殿の背後にある本殿の存在は気付かなかった。 　機会があればもう一度来るつもりである。

（※国宝建造物撮影ポイント）

外観は自由に撮影可能