国宝 善水寺 本堂 滋賀県湖南市


善水寺
本堂
国宝
室町時代前期

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(歴史)

善水寺は、和同年中(710頃)の開基で、当初は和同寺と号していた。 その後、延暦9年(790)に伝教大師が中興して 善水寺と改めたという。 しかし延文5年(1360)3月に火災にあい、貞治3年(1364年)5月に延海が再建、天和2年(1682)に 東叡山輪王寺より医王院の号が下がり、岩根山医王院善水寺と号した。
 本堂は天台仏殿で、南北朝時代の再建である。 7間×5間の入母屋造、檜皮葺の大きく優雅な仏堂で、前面に向拝が なく、建具に蔀戸を用いた宮殿風である。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

ここに来るまでに、3件の国宝建造物を巡ったのだが、それらはすべて神社建築。 そしてこの日最後にこの 巨大で立派な仏堂を拝観したので、一層迫力があるものに見えた。
 あくまで私自身の感想だが、建造物そのものの迫力や、貴重さという点においては、全体的に寺院建築が神社建築を 凌駕している気がする。


初回訪問日&撮影日 2012年10月27日

(※国宝建造物撮影ポイント)

外観は自由に撮影可能。





アクセス
JR草津線「甲西駅」下車 バス11分「岩根バス停」下車 徒歩10分

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
大きな駐車場があり、道もいいので自動車がおすすめである。

住所
滋賀県湖南市岩根3518


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