国宝 知恩院三門 (京都府)


知恩院(浄土宗総本山)
三門
国宝
1621年(元和07年)

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(歴史)

知恩院は、浄土宗の宗祖・法然が、東山吉水、現在の知恩院勢至堂付近に営んだ草庵をその起源とする。 法然の死後、延暦寺の宗徒に破壊されたりするも、弟子の勢観房源智によって 知恩院としての伽藍が築かれた。その後も応仁の乱等により壊滅し、現在残っている建築物の大半は、 江戸時代初期に、浄土宗に帰依する徳川氏によって整備されたものである。
 この三門は、二代将軍秀忠が建立した現存最大の二階二重門である。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この撮影日は京都東山地区の一大イベント『京都東山花灯路』が開催されており、日が落ちるとともに東山周辺の あちこちで、路地行灯が灯され、この知恩院や、法観寺五重塔清水寺などでは夜間特別拝観が行われていた。
 『京都東山花灯路』は、毎年3月のこの時期に10日間程開催されており、今年で10周年になる。  幻想的な雰囲気に彩られた東山の町一帯では、夜間拝観をはじめ、様々なパフォーマンスが開催され、多くの人々でにぎわっていた。
 京都好きを自称する人や、知恩院界隈には何回も行ったという人にも是非おすすめのイベントである。

 知恩院へは以前行った仏塔巡りの際に、多宝塔の写真を撮るために立ち寄ったことがあるのだが、 これだけ巨大で迫力のある三門の写真を一枚も撮らなかったことが、今にしたら信じられない気分である。  次は昼間の三門も写真におさめてみたい。


初回訪問日 2010年1月12日
撮影日 2012年3月12日

(※国宝建造物撮影ポイント)
色々な角度からの撮影が可能


交通アクセス

京都市営バス「知恩院前」バス停、または京阪バス「神宮道」バス停下車、徒歩7〜8分

京都市営地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約10分、京阪電気鉄道京阪本線「祇園四条駅」より徒歩約20分

駐車場(2011年三門前駐車場はバス専用駐車場になった。
よって一般車両駐車場は無し)

仏塔巡礼ドライブ難易度 (―)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

おすすめアクセス方法
公共機関がおすすめ。各駅からも充分徒歩圏内である。

住所
〒605-8686 京都市東山区林下町400

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