法道寺 多宝塔
重要文化財
(1368年 南北朝時代)
18.6m

HOMEに戻る

重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る

法道寺多宝塔 (Hodoji Temple)

法道寺は、飛鳥時代に法道仙人(空鉢仙人)が開山となって創建したと伝えられる。
 南北朝時代の中頃に建てられたこの多宝塔は、上層に鯱(シャチ)の彫物をほどこしてあったり、 亀腹の上に蛙股を配置するなど、大変珍しい意匠である。


(仏塔訪問日記)

堺公園墓地内にある小さな寺院で、鎌倉時代創建食堂(じきどう)とこの、南北朝時代創建多宝塔が重要文化財に指定されている。

私は、多宝塔の配置や、鎌倉時代の食堂が現存している点で、河内長野市にある金剛寺によく似た印象をもった。

この日は、この法道寺に行った後、ハーベストの丘で遊びその後、金剛寺、観心寺長慶寺へ行って、泉南イオンモールで食事を して帰るという、なかなかのハードスケジュールだったのだが、私自身が大阪在住なので、結構ノンビリ回ることが出来た。

大阪や和歌山には、古い三重塔や五重塔はあまり現存していないが、代わりに古くて貴重な多宝塔はこの法道寺をはじめ、数多く現存している。

ただし、私と同じ大阪人で、大阪府内の国宝、重要文化財の多宝塔を巡ってみようという人に出合ったことは一度もない。


初回訪問&撮影日 2010年5月30日


重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る

金堂



より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示
交通アクセス

泉北高速鉄道「泉ケ丘駅」下車、南海バス「鉢ヶ峯バス停」下車

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

住所
大阪府堺市南区鉢ヶ峯401
おすすめアクセス方法

無料駐車場があるので自動車がおすすめである。
数箇所狭い道もあるが、初心者でも安全運転で行けば問題ないレベルである。