観心寺 三重塔初層(建掛塔)
重要文化財
(室町時代)
高さ不明

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観心寺三重塔初層 (Kanshin-Temple)

観心寺は701年に修験道の開祖・ 役行者が開創し、 後に弘法大師空海が真言宗の道場とした寺院であり、室町時代初期に建てられた 本堂(国宝)は、大阪府下で最古を誇る折衷様建築の代表作として知られる。


(仏塔訪問日記)

この三重塔初層(建掛塔)は楠正成の発願によって三重塔として建て始めたが、 湊川の戦いで戦死したことにより、建設途中で未完のままとなったものである。
 その点で、後年に上層が崩壊した、安楽寺三重塔初層や、不退寺多宝塔下重などとは別物であるといえる。

茅葺屋根と屋根の小屋組みに関しては、後年に取り付けられたので、もともとこういう形の建物を建てるべくして 建てたと言え、その意味では唯一無二の非常に珍しい仏塔であるといえる。


初回訪問&撮影日 2010年5月30日


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金堂(国宝)



楠木正成像

入り口


建掛塔(重要文化財)
交通アクセス

南海高野線「河内長野駅」から南海バス小深線「金剛山ロープウェイ前行」 「石見川行」か、小吹台団地線「小吹台行」に乗車、 バス停留所「観心寺」下車

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
広々した駐車場があり行きやすいので自動車がおすすめである。

(住所)
〒586-0053 大阪府河内長野市寺元475

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