（歴史）

松江城は、慶長12年（1607年）に、堀尾吉晴が徳川幕府の許可を得て宍道湖を見下ろす標高28mの亀田山に築城した。
　天守は慶長15年（1610）に築かれたもので、外観五重内部六階。　現存十二天守の一つで国宝に指定されている。

実験的企画　国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

（※）評価基準

○歴史　建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
　飛鳥時代以前（２０点）、奈良時代（１９点）、平安時代（１８点）、 鎌倉時代（１７点）、南北朝時代（１６点）、室町時代（１５点）、戦国時代（１４点）、安土桃山時代（１３点）、江戸時代前期（１２点）、 江戸時代後期（１０点）、明治時代（８点）、大正時代（６点）、昭和時代前期（５点）、昭和時代後期（３点）、 平成時代以降（１点）

○迫力　建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ　見た目の美しさを点数化。

○希少性　その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度　管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。

（100名城訪問日記1回目）

松江城は、現存１２天守の中でもとりわけ写真写りがよく、かっこいい城といえるだろう。
実戦的なその形状はファンも多く、城の周囲の堀を小さな船で周る「堀川めぐり」は、人気観光スポットの一つである。

（100名城訪問日記２回目）

この日は４年半ぶりに合う友人と、鳥取県と島根県にまたにかけた史跡巡りへ行った。
　私たちはまず、鳥取城（友人のみ）→ 国宝・三仏寺投入堂（遠望ポイントのみ） →清水寺三重塔→ 月山富田城（私のみ）と巡った後、ここ、松江城へ来た。 　大阪の自宅を出発した時は小降りだった雨も、時を追うごとに激しくなり、この松江城へ到着した時には その激しさは頂点に達した。
　月山富田城に引き続いてこの松江城も、友人は訪問済だったので、駐車場の車の中で友人一人待機し、 私一人で土砂降りの雨の中、松江城天守受付の方へ歩いて行った。
　実は私に関しても、この松江城へは5年前に既に訪問済だったのだが、100名城スタンプの押印がまだだったので、 今回はスタンプ押印のみを目的に立ち寄ったようなものだった。
　しかしだからと言って、スタンプだけ押して駐車場に帰ってくるのももったいないので、 前回撮影しなかった、堀や石垣、再建櫓などを撮影しながら、スタンプ設置場所である天守へ向かうことにした。
　ところが、天候はバケツをひっくり返したような大雨。　カメラのレンズには拭いても拭いても水滴がついてしまい、 しまいには、レンズは内側からくもって、その場ではどうしようもなくなってしまった。 　だからこの日撮った写真はどれも、酷いものばかり。 　比較のために各画像に撮影日を記しておいたのだが、特に堀尾吉晴像の写真と、堀と石垣の写真を見ていただいたら、 この日の雨が、いかに激しかったのかがわかると思う。
　前回訪問時は快晴だったので、天守の写真写りも天と地の差。 　当初はせっかく来たのだから、天守内の見学ぐらいはしようと思っていたのだが、 これほどの雨だと天守最上階からの眺めも期待できない。
　結局、入場券を買わずに天守受付まで行き、スタンプだけ押させてもらい、 早々と駐車場へ戻っていった。

車に戻ると、車内では友人が、私が用意したオシャレでカッコイイ洋楽動画を観ながらくつろいでいた。

私たちは、この日最後の目的地である、夢みなとタワーへ向けて、車を走らせた。

（※百名城スタンプ設置場所）