真禅院 三重塔
重要文化財
(1642年 江戸時代前期)
25.38m

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真禅院 Shinzen-In Temple

真禅院の前身は、天平11年(739年)に行基により創建された『象背山宮処寺』であるという。
 後に最澄によって南宮神社と習合されて寺号を『神宮寺』と改めた。

この三重塔はもともと、天平13年(741年)建造で、関ヶ原合戦で焼失したが、徳川家光によって1642年に再建されたものである。
 相輪が非常に長いため、三重塔としては屈指の高さ25.4mを誇る。
 真禅院は他に、平安中期以前に造られた梵鐘を有するなど、美濃地方屈指の歴史を持つ寺院である。


(仏塔訪問日記)

実は、この日の私はここに来るまでに、非常にストレスが溜まっていた。 新長谷寺では境内での三重塔の撮影が一切出来なかったし、 次に行った日吉神社では、三重塔が落雷による屋根の破損による修理の為、工事ネットが張られ、全く見れず終いだったからである。

そして最後にこの真禅院へやって来て、極彩色で巨大なこの、美しい三重塔を見たときは、思わず涙が出そうに・・・・・は、 さすがにならなかったが、 非常に興奮しながら写真を撮ったものである。
 美しい仏塔の撮影が自由だという当たり前のようなことが、これだけありがたいことだと思ったことはなかった。
 このことは、自分自身がこの世に生かしていただいているという現実に、もっと感謝しなければならないという気持ちにまで到達した。


初回訪問&撮影日 2010年02月23日


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本地堂(重要文化財)


鉄塔(県指定重要文化財)

梵鐘(重要文化財)


南宮大社大鳥居

交通アクセス

JR東海「垂井駅」下車 南口よりタクシーで約5〜6分か徒歩約30分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度
易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
駅から少しだけ遠いので、自動車の方が行きやすいかもしれない。

(住所)
〒503−2124 岐阜県不破郡垂井町宮代2006

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