国宝 長弓寺本堂 (生駒市)






長弓寺(真言律宗)
本堂
国宝
1279年(弘安02年)

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(歴史)

真弓山長弓寺は、奈良時代の僧行基の開基と伝えられる。 盛時には塔頭が20院あったとされるが、現在は薬師院、宝光院、円生院、法華院の 塔頭から成る。
 本堂は桁行五間、梁間六間、入母屋造檜皮葺。 弘安2年(1279)建立の銘がある。
 その所蔵品は、本尊木造十一面観音立像(重文)、黒漆厨子(重文)などである。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この長弓寺本堂は、私の自宅から最も近い場所にある国宝建造物なのだが、 今まで来る機会が無かった。
 というより、あまりに近すぎて、来るのを後回しにしていたと言ったほうが正しいかもしれない。  そこでこの日は、少しの空き時間があったので、自動車を20分程度走らせて、行ってみることにしたわけである。
 着いてみると、寺ではあちらこちらで工事をしていたが、本堂周辺は誰もおらず、ゆっくり参拝できた。
 この長弓寺本堂は、霊山寺本堂などと同じく鎌倉時代後半の「新和様」の典型例と言われており、 寺院内では一際目を引く存在だった。
 自宅の近くにこんな素晴らしい国宝建造物があったことを知り、少し感動すると同時に、 次は機会があれば、自宅から一番近い日本100名城の一つである「大阪城」にも行ってみようと考えたが、当面行く機会はなさそうだ。


初回訪問日&撮影日 2012年09月21日

(※国宝建造物撮影ポイント)

外観は自由に撮影可能







アクセス
近鉄奈良線 学園前駅北口6番バス乗り場より「真弓1丁目・北大和5丁目行き」乗車  →「真弓4丁目」下車、徒歩5分

近鉄奈良線 富雄駅東出口2番バス乗り場より乗車→「生駒上町」下車、徒歩5分  (富雄駅より北へ3km)

近鉄白庭台駅より徒歩13分

駐車場 有

国宝建造物巡りドライブ難易度(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

国宝建造物巡りおすすめアクセス方法
駐車場周辺は少し狭いが自動車によるアクセスがおすすめ。
バスの本数は少ない。
住所
奈良県生駒市上町4446番地


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