国宝 大仙院本堂 (京都市北区)







写真撮影禁止のため外から撮影した本堂屋根部分(上)と、パンフレットの写真、本堂(中)と、玄関(下)である。


大仙院(臨済宗)
本堂
国宝
永正10年(1513)

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(歴史)

大仙院は、大徳寺の塔頭の一つで、大徳寺北派の本庵である。  永正6年(1509)、古岳宗亘(大徳寺76世住職)を開祖として創建された。
 本堂(方丈)は、創建当時の建物で、内部の床の間と玄関は日本最古といわれ、 方丈建築としては最も古い遺構の一つとして国宝に指定されている。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この日は「春季京都非公開文化財特別公開」のイベントの一つとして、普段は非公開である大徳寺の国宝、 方丈唐門が特別公開されており、この機会に 全国の国宝建造物すべての拝観を目指す私は拝観に来ていた。 そして、せっかくここまで来たのだから、大徳寺塔頭の一つである大仙院にある国宝、 本堂も拝観することにした。
 大仙院本堂は、大徳寺及び、他の大徳寺塔頭同様、 写真撮影は常に厳禁であるが、普段から非公開ではなく、拝観料さえ払えば拝観できる。
 ある種、閉鎖的なイメージを持っていたが、中に入ると、有料だがお茶とお菓子を用意してくれたり、 本堂の廊下で外国人たちが名勝庭園を眺めながら寝そべっていたりと、意外と開かれた印象だった。


初回訪問日&撮影日 2015年04月29日

(※国宝建造物撮影ポイント)
拝観はできるが、撮影は禁止されている。


アクセス
JR京都駅より京都市バス・大徳寺前(約30分)下車、徒歩すぐ

駐車場 大徳寺駐車場を利用

国宝建造物巡礼ドライブ難易度(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

国宝巡礼おすすめアクセス方法
市バスによるアクセスをおすすめする。


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