国宝 常楽寺本堂 滋賀県湖南市


常楽寺
本堂
国宝
1360年(延文05年)

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(歴史)

常楽寺は和銅年間(708)良弁が開基した阿星寺五千坊の中心寺院の一つであり、 鎮護国家、鬼門除けのために元明天皇の勅命により創建された。
 平安〜鎌倉時代には、皇室の帰依を受けて興隆する。 延文五年(1360年)火災で全焼したが同年、観慶らによって再興された。
 本堂はその時に建てられたもので、裄行七間、梁間六間、向拝三間、入母屋造、桧皮葺とする。
内部には本尊である秘仏千手観世音菩薩(重文)などを安置している。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

本堂は、緑が多い美しい境内の中心にどっしりと建っていた。 左後方の三重塔(国宝)と組み合わせた寺院景観はなかなかのものである。  塔と本堂が共に国宝指定の寺院は、他に同じ滋賀県内の西明寺があるが、どちらも堂塔の配置が絶妙で、かなり計算されている。


初回訪問日&撮影日 2010年06月12日

(※国宝建造物撮影ポイント)

自由に撮影可能。ただし拝観には予約が必要である。詳しくは公式HPで。


三重塔(国宝)

アクセス
JR草津線「石部駅」下車4キロ(タクシー約10分)

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
広々とした駐車場があるので自動車がおすすめ
拝観には予約が必要である。詳しくは公式HPで。

住所
520-3121 滋賀県湖南市西寺6-5-1


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