国宝 園城寺(三井寺)金堂 滋賀県大津市


園城寺(三井寺)
金堂
国宝
1599年(慶長04年)

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(歴史)

三井寺は7世紀に大友氏の氏寺として草創され、9世紀に円珍によって再興された。その後、比叡山延暦寺との対立抗争が激化し焼き討ちされたり、秀吉に寺領を没収されたりと幾度か危機を迎えるも、その都度再興されてきた。


 金堂は、豊臣秀吉の北政所により、慶長4年(1599年)に再建されたものであり、桃山時代を代表する名建築として知られる。  本尊は弥勒仏。 天智天皇が信仰した霊像で、秘仏として祀られている。

実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

三井寺は、秘仏や非公開の建造物が多く、正直なところ、非常に閉鎖的な印象を持った。
 特にこの金堂に安置されているという、弥勒菩薩像に関しては、 一度も公開されたことがなく、写真も存在しないために、どんな像かは全くの謎のようである。
 存在したらかなり貴重なものだろうが、外部の者にとっては存在すらわからないわけだから、文化財指定もされていない。
 それぞれの寺院には色々な事情があるのだろうが、そこまで頑なに秘仏にしようとする態度には、いささか疑問が残った。


初回訪問日&撮影日 2010年05月01日

(※国宝建造物撮影ポイント)

外観は自由に撮影可能


三重塔(重要文化財)

金堂(国宝)
アクセス
京阪電鉄石山坂本線「三井寺駅」より徒歩10分

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
どのアクセス方法でも問題ない

住所
滋賀県大津市園城寺町246


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