西國寺 三重塔
重要文化財
(1429年 室町時代前期)
22.3m

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西國寺 三重塔(Saikokuji Temple)

寺伝によれば、天平年間に行基が開基した。平安初期に焼失し荒廃したものの、白河天皇の勅願で慶鑁によって復興された。
 正和元年(1312年)当時には山陽道随一の伽藍を誇るに至り、花園天皇の綸旨を受け名称を西國寺とした。
 この三重塔は、和様(復古調)であり、永享元年(1429年)足利義教の寄進により建立された。


(仏塔訪問日記)

先に行った浄土寺までの道路は非常に狭かったので、次にこの西國寺へ行く時も覚悟をしていたのだが、 道中の道路はそれほど狭くもなく、意外と行き易かった。

三重塔は何段も階段を上がった場所にあり、階段を上がる途中で見下ろす尾道の町並みは絶景である。

尾道へ来るのは二回目で、前回に来た時に参拝した天寧寺三重塔は、あらゆる角度から撮影できたのだが、この西國寺三重塔に関しては、 柵がされており、一定の角度からの撮影しかできなかったのが残念だった。
 この三重塔は境内の全ての伽藍の最も高い位置に建っており、今にして思えば、伽藍越しに見上げるアングルが、最も堂々とした姿に 写ったかもしれない。


初回訪問&撮影日 2010年08月16日


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交通アクセス

JR山陽本線「尾道駅」から尾道市営バス「西國寺バス停」下車、徒歩5分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 ふつう(★★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
状況に応じて自動車でも公共機関でもどちらでもいい。
尾道は狭い車道が多いが、ここへはそれほど狭い道を通らずに行ける。

(住所)
広島県尾道市西久保町29-27

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