国宝 三宝院唐門 (京都市伏見区)


三宝院(真言宗醍醐派)
唐門
国宝
桃山時代

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(歴史)

874年空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに、 如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付け、後に「上醍醐」と呼ばれるようになる。  本堂や五重塔周辺の大伽藍は、後に醍醐天皇が醍醐山麓の広大な平地に発展させた「下醍醐」と呼ばれる場所であり、 上醍醐と下醍醐は険しい山道で隔てられ、徒歩で一時間は有するという。
 三宝院は永久3年(1115年)、醍醐寺14世座主・勝覚僧正の創建である。 それは醍醐寺の本坊的存在で、歴代座主が居住 してきたという。
 国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3年(1598年)豊臣秀吉が醍醐の花見をするために自ら基本設計した 庭であり、その庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物である。
 同じく桃山時代に建てられた唐門は、三宝院の勅使門であり、平成22年には金箔を施されるなどして創建当時の姿に復元された。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

三宝院には「表書院」とこの「唐門」、二つの国宝建造物があるのだが、「表書院」が一切の撮影を禁止されているのに対して、 この「唐門」は、参拝料を払わなくても外から自由に撮影が出来る。
 参道の風景に溶け込みすぎてて、以前醍醐寺に 参拝したときにはその存在に気付かなかった。


初回訪問日&撮影日 2012年06月07日

(※国宝建造物撮影ポイント)
塀の外側からなら、自由に撮影可能

唐門(国宝)

塀の内側に表書院(国宝)がある
アクセス
地下鉄醍醐駅より徒歩10分

(JR・京阪・地下鉄)山科駅より京阪バス「醍醐三宝院」下車すぐ

駐車場 醍醐寺駐車場が有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
地下鉄醍醐駅からなら、徒歩で10分程度なのでおすすめである。
自動車は、特に桜の時期になると大混雑が予想されるので
あまりおすすめできない

京都市伏見区醍醐東大路町22


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