成田山新勝寺は、天慶3年（940年）朱雀天皇より「平将門の乱」平定の勅命を受けた寛朝僧正によって開山された。
　この大塔は、弘法大師1150年のご遠忌の記念事業として昭和59年に建立された。

（仏塔訪問日記）

以前に行った『高野山金剛峰寺根本大塔』も高さ48.5ｍと、十分目を見張る高さだったが、 それを遥かに上回り、木造五重塔で最高の高さである『東寺五重塔』（54.8ｍ）をも超える超巨大な多宝塔（大塔）である。

この平和大塔を超える高さの仏塔といえば、清大寺五重塔（75m）と長楽寺五重塔（68m）ぐらいであろうか。

こういった超巨大建造物を建ててしまうとは、さすがは初詣客数で常に上位に位置する成田山新勝寺である。