国宝 苗村神社 西本殿 滋賀県蒲生郡竜王町


苗村神社
西本殿
国宝
1308年(徳地03年)

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(歴史)

苗村神社は創祀不詳。 その西本殿の祭神は国狭槌命(くにのさづちのみこと)、 東本殿の祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)・素盞嗚尊(すさのおのみこと)である。  平安時代の延喜式神名帳に、長寸(なむら)神社として記された格式高い神社である。 旧社格は県社。 近郷の33ヶ村にわたって氏子を有する総社である。
 西本殿は、鎌倉時代建立の三間社流造り、桧皮葺屋根の建造物である。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この日はこの苗村神社西本殿以外に、御上神社本殿大笹原神社本殿と、3件の国宝建造物を拝観したのだが、 この苗村神社西本殿が最も見づらかった。 写真を見てもらえば分かるだろうが、高い塀の中には所狭しと建造物が建っており、 国宝である西本殿は、その建物上部しか見ることができない。
 一般的に神社建築は、その建物内部に入れないことが多く、しかも建物自体が柵や深い木々に覆われているケースが多く見受けられる。
 だからこの苗村神社西本殿のようなケースは決して、珍しくはない。 いや、以前に行った春日大社本殿などに比べると、まだ見られる方だった。


初回訪問日&撮影日 2010年10月27日

(※国宝建造物撮影ポイント)

外観は自由に撮影可能だが、柵が高く全体像を撮るのは難しい。


楼門(重要文化財)

神輿庫(重要文化財)

拝殿

西本殿(国宝)

中央は西本殿(国宝)
左は苗村神社境内社八幡社本殿

中央は西本殿(国宝)
手前苗村神社境内社十禅師社本殿(重要文化財)
アクセス
JR琵琶湖線「近江八幡駅」下車 バス20分「川守バス停」下車

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
道中の道は広く、大きな駐車場があるので自動車がおすすめである。

住所
蒲生郡竜王町大字綾戸467


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