国宝 西本願寺 唐門 京都市下京区唐門(国宝) 西本願寺 唐門 国宝 桃山時代 HOMEに戻る |
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(歴史)西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山である。 正式には龍谷山本願寺といい、西本願寺は通称である。 真宗大谷派の本山である
「東本願寺」(正式名称「真宗本廟」下京区)と区別するため、両派本山は通称で呼ばれることが多くなったのだといいう。
本願寺南にある唐門は、入母屋造り風の正面に大唐破風を配した黒漆塗に
彩色彫刻を施した四脚門で、別名日暮門とも呼ばれる。 正面梁の間に麒麟と雲文、
扉には牡丹に唐獅子の透かし彫りを入れ、北側両袖壁には中国の古伝説上の隠士の典型である許由と巣父の故事を彫刻している。
実験的企画 国宝建築評価チャート図国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化(※)評価基準 ○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。 ○美しさ 見た目の美しさを点数化。 ○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。 ○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。 以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。 (国宝建造物訪問日記)西本願寺は、飛雲閣など五件もの国宝建造物を有する大寺院だが、その中でいつでも拝観できて写真撮影も自由なのは、
この唐門だけである。
とにもかくにも私は、最初に道路側から撮影し、西本願寺境内側からも撮影。 極彩色に彩られた緻密な彫刻の数々はすばらしいの一言だった。 建築細部の彫刻を眺めていると日の暮れるのも忘れるといわれ、別名「日暮門」とも呼ばれているこの門。 私も長い間眺めていたが、日が暮れるのを忘れるほど眺めていたら、この日の残りの国宝建造物を巡れない・・・。 私は、後ろ髪を引かれる思いで西本願寺を後にし、 『西本願寺前』バス停から9番系統のバスに乗り込み、次の目的地、国宝であり100名城の一つでもある『二条城』へ向かった。 初回訪問日&撮影日 2013年10月16日
(※国宝建造物撮影ポイント)外側・内側ともに自由に撮影可能 |
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@唐門(国宝)表通りから撮影したもの この時間帯は天気が薄曇りで、残念ながら写真ではその鮮やかさが半減して見える。 |
A唐門(国宝)別角度 西本願寺は非公開の建造物が多く、どちらかといえば敷居が高いイメージだが、広い境内は参拝料もいらず自由に出入りできる。 |
B唐門(国宝)境内側から撮影したもの よく見ると、外側と内側ではその意匠が微妙に違う。 どこがどう違うか調べてみるのも楽しいかもしれない。 |
C御影堂(国宝) 寛永13年(1636)再建、東西48m、南北62m、高さ29mの巨大な建造物である。 |
D阿弥陀堂(国宝) 宝暦10年(1760)再建。 東西42m、南北45m、高さ25m。 広い境内には綺麗な書店があり、本願寺出版の『本願寺グラフ』などを見れば、非公開の建造物が写真入りで紹介されている。 |
E書院 この塀の内側に、対面所・白書院、黒書院及び伝廊、北能舞台といった、非公開国宝建造物の数々がある。 |
アクセス
JR京都駅下車 徒歩10分
京都市バス「西本願寺前」下車すぐ 駐車場 有 国宝巡りドライブ難易度 非常に易しい(★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい おすすめアクセス方法 自動車でアクセスする場合は本願寺北側、北境内地駐車場を利用。 公共機関でのアクセスがおすすめである。 住所 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町 |
国宝建造物が複数ある場合は代表地点を表示 より大きな地図で 日本国宝建造物マップ を表示 |