国宝 園城寺(三井寺) 新羅善神堂 滋賀県大津市園城寺 新羅善神堂 国宝 1347年(貞和03年) HOMEに戻る |
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(歴史)三井寺は7世紀に大友氏の氏寺として草創され、9世紀に円珍によって再興された。 その後、比叡山延暦寺との対立抗争が激化し焼き討ちされたり、秀吉に寺領を没収されたりと幾度か危機を迎えるも、その都度再興されてきた。 三井寺の中心伽藍から北へ500メートルほど離れた場所にある国宝・神羅善神堂は、
三井寺の鎮守神である新羅明神を祀る三間四方の流造、桧皮葺屋根の建物である。
実験的企画 国宝建築評価チャート図国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化(※)評価基準 ○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。 ○美しさ 見た目の美しさを点数化。 ○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。 ○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。 以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。 (国宝建造物訪問日記)この日は午前中に、琵琶湖の今津港から琵琶湖汽船に乗船して竹生島へ行き、宝厳寺三重塔や、国宝・宝厳寺唐門
、国宝・都久夫須麻神社本殿などを見学した。
竹生島の見学が終わり、再び今津港へ戻った時点で時計の針を見ると、まだ正午前だったので、
帰りに、日吉大社へ立ち寄り、国宝・西本宮本殿や、国宝・東本宮本殿などを見学した後、
更にJR湖西線「比叡山坂本」駅から電車に乗り、「大津京」駅で下車。
大津京駅から、比較的新しい感じの街中を歩くこと約15分、目的地である神羅善神堂は、
大津市庁舎第二別館の裏手の小さな林の中に、ひっそりと建っていた。
とにもかくにも、何もない街中にある小さな林で、ポツンと建っているこの神羅善神堂を見た瞬間、
私は、ドラクエの、『小さなほこら』を思い出した。 ドラクエに登場する『小さなほこら』は、街はずれの誰もいない淋しい場所にあり、
中に入ると『旅の扉』と呼ばれる入口が存在。 そこへ飛び込むと、別の場所へワープできるのである。
次の目的地は、三井寺中心伽藍内の未訪問国保建造物である、光浄院客殿と、勧学院客殿である。 初回訪問日&撮影日 2013年11月22日
(※国宝建造物撮影ポイント)外観は柵の外側から自由に撮影可能 |
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@背後から見た神羅善神堂(国宝) 背後には高い塀があり、中をうかがい知ることはできない。 |
A神羅善神堂(国宝) 正面には柵がしてあり、門には格子戸が。 この写真は格子戸の隙間から撮影した。 |
アクセス
京阪電鉄石山坂本線「三井寺駅」より徒歩20分
駐車場 有 国宝巡りドライブ難易度 (★★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい おすすめアクセス方法 三井寺の境内からは少し離れた場所にある。電車の場合、新羅善神堂のみ拝観するなら、「三井寺」駅より「別所」駅からの方が近い。 自動車の場合、三井寺駐車場に車をとめて徒歩で歩いてくるか、車で直接、 新羅善神堂へ来る場合は、駐車スペース有。 住所 大津市園城寺町 |
国宝建造物が複数ある場合は代表地点を表示 より大きな地図で 日本国宝建造物マップ を表示 |