日本100名城 080番 湯築城(湯月城) 愛媛県松山市日本100名城 080番 湯築城(湯月城) 国指定史跡 写真上は内堀土塁 写真下は復元武家屋敷 HOMEに戻る |
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(歴史)湯築城の創建については不明だが、資料に初めて姿を見せるのは南北朝期初頭のことである。
(100名城訪問日記)この日は大阪から車を走らせ、愛媛県内の史跡巡り。 まず、大洲城から宇和島城へ巡ったのち、松山市方面へ戻り、
ここ湯築城へやって来た。
まずは道後公園(湯築城跡)西口手前の有料駐車場へ車を止め、中へ入っていくと、右手に
スタンプ設置場所である湯築城資料館が建っていた。 私は早速中に入ると、係員の人が話しかけてきた。
『そうか・・・。 係員の人から見たら私は、『いかにも日本100名城スタンプを目当てに
城跡を見学している人』 なのが、すぐに分かるような身なりをしているわけか・・・。
それがどういう身なりなのか、あえて聞くことはしなかったが、それはきっと、都会的でクールな身なりのことを指すのだろう・・・』
さて、この湯築城跡についてであるが、私が見学中、真っ先に思い浮かんだのが、以前に行った
一乗谷城である。
そのように新時代への移り変わりに、時代のうねりに巻き込まれて廃城になった旧時代の城は、他にも無数にあったことであろう。
私は湯築城丘陵展望台から見える、遥か山上の伊予松山城を眺めながら、人の世の流転について、
しばらくの間考えていた。
初回訪問日&撮影日 2014年01月17日
(※百名城スタンプ設置場所)湯築城資料館 |
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@西入口 左右に外堀土塁がある。 |
A湯築城資料館 日本100名城スタンプ設置場所であり、展示品やスライドなどを上映している。 |
B外堀土塁と復元武家屋敷入口 |
C武家屋敷1 |
D武家屋敷2 |
E遮蔽土塁 |
F内堀 この城には堀が二重に巡らされており、そのうち内側の堀を、内堀という。 敵が中央の丘陵に簡単に攻め込めないようにするためのもので、さらに守りを強化するために 、掘った時の土をかき上げて土手を造っている。これを内堀土塁という。 |
G土坑(ゴミ捨て場) |
H丘陵部展望台 |
I丘陵部展望台から見た伊予松山城 逆光ではあるものの、なかなかの絶景だった。 松山城は湯築城廃城後に築城が開始されたため、 両方の城が同じ時代に存在はしていなかった。 |
交通アクセス
JR予讃線「松山」駅から市内電車「道後温泉行き」で約20分「公園前」駅下車、徒歩約1分 駐車場 有り ドライブ難易度 易しい(★★) (★1つ)非常に易しい (★2つ)易しい (★3つ)ふつう (★4つ)難しい (★5つ)非常に難しい おすすめアクセス方法 自動車か公共機関、どちらでも差し支えない。 住所 790-0857 愛媛県松山市道後公園 |
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