厳島神社 多宝塔
重要文化財
1523年 室町時代後期
15.5m

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厳島神社 多宝塔 Itsukushima Shrine

厳島神社のある宮島は、古代より島そのものが神として信仰の対象とされてきた。神社は推古天皇元年(593年)に建ったといわれ、 平清盛が再興した。
 この多宝塔は1523年に周歓が建てた、禅宗様・和様が混在した室町時代末期の特徴をよく示す傑作だといわれている。


(2010年03月30日 仏塔訪問日記)

一つの神社に五重塔と多宝塔がありしかも、両方とも重要文化財とはさすが、世界遺産厳島神社である。

この日はちょうど桜が満開の時期で、あちこちで桜が咲き乱れ観光客も多かった。
 某旅行会社のツアーで行ったので、参拝コースはガイド付きで決められており、この多宝塔と五重塔は遠景しか写真を撮れなかった。
 しかも最後にはそのガイドをしてくださった方の土産物屋で、15分程度買い物をして、島を後にするという弾丸ツアーだったので、仏塔好きの私としては少し残念だった。
 一泊二日の安いツアーで、広島や山口の色々な桜の名所の他、厳島神社の五重塔と多宝塔、瑠璃光寺五重塔天寧寺三重塔を効率よく回れたのだから、満足といえば満足なのだが・・・。

(2014年08月11日 仏塔訪問日記)

そして1回目の厳島神社訪問から、およそ4年半程度がすぎた2014年08月11日、個人的に厳島神社へ行く機会が出きたので、 今度は念願の多宝塔の近くまで行ってみることにした。 多宝塔は山の中腹に建っており、そこから見る 国宝・厳島神社本社、摂社客神社、重文五重塔の景色は非常に美しいの一言。 しかし、肝心の多宝塔は、 近くに寄りすぎると木々が覆いかぶさり、あまりよく見えなかった。
 多宝塔の写真に関してだけは、美しい桜に囲まれた多宝塔を、下から望遠で撮った、四年前のものの方が良く撮れていたのかもしれない。


厳島神社本社(国宝)

摂社客神社(国宝)

回廊(東廻廊・西回廊)(国宝)

→五重塔(重要文化財)


訪問&撮影日 (1回目)2010年3月30日 (2回目)2014年08月11日


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2回目訪問 2011年08月11日撮影分

2回目訪問 2011年08月11日撮影分
交通アクセス

JR山陽本線「宮島口駅」下車、宮島口桟橋から船で「宮島桟橋」下船、徒歩10分

駐車場無

仏塔巡礼ドライブ難易度 (―)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
島内はそれ程広くないので、フェリーで島に渡り、島内では徒歩移動で十分である。
車の場合、宮島口桟橋付近の駐車場に駐車してからフェリーで渡るのがいい。

(住所)
広島県廿日市市宮島町1-1

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示

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