岡山県
仏塔 備中国分寺 五重塔 重要文化財 総社市
仏塔 大滝山 三重塔 重要文化財 備前市
仏塔 真光寺 三重塔 重要文化財 備前市
仏塔 長福寺 三重塔 重要文化財 美作市
仏塔 遍照院 三重塔 重要文化財 倉敷市
仏塔 宝福寺 三重塔 重要文化財 総社市
仏塔 本山寺 三重塔 重要文化財 久米郡美咲町
仏塔 遍照寺 多宝塔 重要文化財 笠岡市
仏塔 長法寺 多宝塔 指定無 津山市
仏塔 明王院 多宝塔 指定無 浅口市
城郭 津山城 100名城 津山市
城郭 備中松山城 100名城 高梁市
城郭 鬼ノ城 100名城 総社市
城郭 岡山城 100名城 岡山市
国宝 吉備津神社 本殿及び拝殿 国宝 岡山市
国宝 旧閑谷学校 講堂 国宝 備前市
岡山県の仏塔の特色

県内には古い仏塔が非常に多い。 国宝指定の仏塔こそ無いとはいえ、重要文化財指定の仏塔は8基もある。
 重文指定の五重塔は1基あり、全国の国分寺五重塔で唯一現存する『備中国分寺五重塔』、重文指定の多宝塔も1基あり、本瓦の珍しい亀腹を持つ『遍照寺多宝塔』、  そして残りの6基は全て三重塔である。 その中でも鎌倉時代建立の『長福寺三重塔』が最も古く、『宝福寺三重塔』、『遍照院三重塔』、『真光寺三重塔』、 『大滝山福生寺三重塔』という室町時代建立の4塔が続き、江戸時代建立の『本山寺三重塔』が一番新しい。
 特筆すべきは、それ以外の無指定の仏塔や、県指定文化財仏塔の中にも、江戸時代に建造された古い仏塔が11基もある点である。  その中には1678年建立の『観音院三重塔』のように、『本山寺三重塔』とそれほど変わらない古さのものもある。

仏塔以外の国宝建造物は、足利義満の援助により再建されたという『吉備津神社本殿及び拝殿』と、 日本最古の庶民学校と言われている『旧閑谷学校講堂』の2件である。

県内の仏塔と国宝建造物をすべて観て回るには、国宝建造物2件に関しては1日で巡れるだろうが、仏塔に関しては 非常に数が多く、自動車で効率よく巡ったら数日で巡れるが、電車やバスだとかなりの日数を要するだろう。


HOMEへ戻る